子供へのアウトドア教育のメリット

ゴールデンウィークは、何をされましたか?

僕は、ずっと家族と一緒にいましたね。

庭でタープはってBBQしたり、散歩したり、読書したり。

 

ゴールデンウィークの目的は、

 

「子供にアウトドアスキルを身につける」

 

でしたが、

積極的にタープ張り、料理の食材準備など、

楽しみながらも積極的に取り組んでくれましたね。

 

しかし、まだまだ小さい小学生ですが、

シベリアンヒッチを見事に結ぶとは。。。

なんだか、遊んではいるものの奥様のお叱りもうけない。きっと家でボーッとしていたり、ゲームていたりするより健全なイメージがあるのでしょう(笑)

僕は、二人の子を持つ父親であり、上は中学生の男の子、下は小学生の女の子です。

単身赴任で、子供と会えない期間が長かったですが、週末には一緒にキャンプに連れて行ったり、友達を呼んでBBQしたり、外で遊ぶ機会を増やしてきました。

自分で言うのも親バカ野郎ですが、二人ともたまにボケボケしている時もありますが、おおむね学校での授業態度も良く、成績も高順位にいます。

僕や妻とも何でもよく話しますし、「スレる」という言葉には当てはまらないと思います。僕がいない間の妻の教育のおかげでもありますが、僕のアウトドア教育の影響もあると自負しています。

そう。。。
「僕のおかげでもあるんだぞ!」と言いたいがために、アウトドア体験が子供への教育にどう変化を与えるか調べてみました(笑)




子供へのアウトドア教育のメリット

◆目次
(1)現代社会の問題点
(2)アウトドア教育の魅力
(3)具体的な教育効果
(4)まとめ

(1)現代社会の問題点

ここ数年で、子供たちの遊びが変化したように思ってます。

家にたまに子供の友達が遊びに来ているのですが、
一緒にいてスマホゲームするんですね。

「それ、友達と一緒にいる意味あるんかい?」と思いながらも、一緒に対戦したり、ゲームを共通項として会話することが気持ち良いらしいですね。

ゲーム自体は、それで飯食っていける人もいるぐらいなので、
僕は否定派ではないですね。実際僕もしますし(笑)



僕らが子供の頃は、近くの川でザリガニを取ったり、木登りしたり、
そもそも複数人の友達と遊ぶのが当然の毎日でした。

しかし、今はテレビやゲームなど、
家の中で遊べるものが充実しているので、外に出なくても退屈しませんが、
以下の3点が問題視されています。

・体を動かさない
・人と触れあわない
・話さない

よって、成長に必要な経験が昔に比べて不足しているとも言われています。

屋外での体験が少ないと、どうなるのでしょうか?

スウェーデンの大学教授の研究によると、
他者との関わりが非常に苦手で、相手を認めることをせず、
争いばかり起こす人間が多かったそうです。

その他、美しいものを美しいと感じなくなるとか、
屋外で生理的な用を足せない、一般常識が不足するなどの問題が起こりえます。

 

(2)アウトドア教育の魅力

よって、アウトドア教育の出番となります。

外で遊ばせることにより、
子供は、自由に自分のやりたいことをやるので、高いモチベーションを維持しつつ、動き回るので心身が鍛えられます。

ここ重要なポイントなのですが、
「なんでもやっていいんだよ」という自由を与えることは、子供にとって大好物で、それによって自己肯定感も高まります。
「ボクって愛されているんだぁ、お父さんお母さんに認められているんだぁ」
という感覚ですね。


家の中で遊ばれると、親のテリトリーがありませんか?

台所の近くでは包丁や火があるので危険なので、
「こっちこないで!」となるし、
リビングが散らかってると、それでこけてしまうと大怪我になるので、
「散らかさないで!」と叱る。

もちろん外でも危険なことはありますが、安全な環境を選んでさえあげると、
子供は自由でいられます。

ちょっとした小噺ですが。

僕は、長男を小さい頃から無人島キャンプに連れて行っていました。
ちょうど小学校三年生の頃でした。

僕は、息子に「保険係」という役割を任しました。
グループで行動するのに、子供であってもお客様ではありませんので。

長男が僕の友達に連れられて、海中ゴーグルつけて、魚取りに夢中になっていたんですよ。
僕は、大丈夫かなぁと思いながら、大人がついているから大丈夫だろうと。

で、僕は焚き火の準備をしていました。
すると、堤防近くで参加者の一人が、堤防で転倒したらしく擦り傷が!

僕はあわてて駆け寄り、とりあえず手当てかなぁと思ってた矢先に、
長男が海パン一丁で、頭にゴーグルをつけたままで、モリと救急箱を持って、
こちらに駆け足で来ているんですよね。

ずっと魚取りをして遊びたかっただろうに、
保険係としてのその責任を覚えていて、
常に周りの様子も遊びながらみていたのかなぁと。

ほんと、、、涙が出そうになりました・・・
大人と同じように扱うってことは、大事だなぁと僕自身気付いた経験でしたね。

アウトドア教育は、
大人も子供も家でいるより、ストレスが少なくなり、
子供の自己肯定感を育て、心身ともに健康になるという魅力があります。

(3)具体的な教育効果

 昔のように一方的に先生からの授業をうける形ではなく、生徒が主体的に能動的に学ぶ「アクティブラーニング」に適してます。

珍しい虫を発見したり、火をつけたり、道具を作ったり、テントを張ったり、
子供は興味を持つことには、どんどん学んでいきます。

火や石、土、水、木、草、動物との体験、暗闇や飢え、渇きなどの「ゼロ体験」を通じて、豊かな人格を形成していきます。
少し教育的な言い回しをすると、「未来型学力」の構成要素となる「問題解決能力」や「段取り力」「社会性・共同性」「主体性」などを育むのに最適です。

また、アウトドアメーカーコールマンのサイトで、「脳トレにも良い」とのことです。

自然体験が脳にどのような影響を与えるかを研究している、諏訪東京理科大学共通教育センター教授・篠原菊紀教授の研究でも、おもしろいことがわかっています。子どもが外を動きまわるストップ&ゴーの動きで、前頭葉が活性化するというのです。前頭葉は人間らしさを司る部分。人類愛も戦争による殺人も、この部分が司っていますから、前頭葉をどう育てるかが大切です。さらに森のなかにいると、脳細胞を殺すストレス物質が減るということもわかっています。

https://www.coleman.co.jp/message/child-nature/

外で走り回っているだけで、前頭葉が活性化し、森の中にいるだけでストレスも減るという、良いことづくめですね。

(4)まとめ

 インターネットやスマホやテレビ等の普及で、屋内でも楽しめる事が増え、体を動かさない・人と触れ合わない・話さない子供が増えているようです。

アウトドア教育により、子供の自己肯定感を高め、脳トレにもなり、心身ともに健康な子供に育ってくれる事が理解できました。

より教育的にいうと、アクティブラーニングになったり、問題解決能力や段取り力も遊びながら身に付くという、良いことづくめの外遊びですね。

僕は、一人の親として思うところがあるのですが、
子供が家でいることやゲームを悪者にしがちですが、「それ、ダメ!」とだけ言うだけで良いのでしょうか?

 親として、ダメなことはダメだと言うことは大切ですが、なぜダメなのか、きちんと説明できていますか?子供は、思っている以上によく考えていますし、理屈の通らない事に不満を感じています。

 ダメ+理由をきちんと伝えることができると、しつけにはなります。
しかし、しつけだけでは、子供の自己肯定感が育ちません。

どんな親でも子供に求めるのは、「正しく楽しく生きてほしい」、
そう心の底から思っていると思います。

そのために新しい体験をさせてあげること、子供が成長できる環境を与えることが、教育だと僕は思っています。

偉そうに語っちゃいましたが、たまたまアウトドアを趣味に持つ僕が、自分も楽しみながら、たまたま子供を巻き込んできた事が、教育にもつながってきただけかもしれません。

でも、三歩譲って考えても、アウトドアは子供と一緒に共同体験をできますし、親の背中を見せつける良い機会にもなりますよ(笑)

素敵でかっこいい親として、子供の教育にも関与できる趣味として、
アウトドアは魅力です(^^)
特に、普段からガミガミ奥様に言われている旦那様!あなたですよ(笑)
 ※僕もその類の人間です・・・

共に頑張りましょうね♪(^^)

興味あれば、こちらの記事も読んでみてください。

▼関連記事
・遊びを超えたアウトドア 〜ブッシュクラフト という選択〜

上記は、下記サイトから学ばさせていただきました。
ありがとうございます。

https://www.coleman.co.jp/message/child-nature/
https://matome.naver.jp/odai/2140463281645188201
https://mitsui-publishing.com/blog/20181120

Shareこの記事をシェアしよう!

Commentsこの記事についたコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です