”遊び”を超えたアウトドア 〜ブッシュクラフト という選択〜

 風を感じ、陽の光を浴び、

    季節の変化を感じる

 週末はどこにいこうかなぁ

 気の合う仲間と、キャンプの内容を詰める

 少し凝った料理の献立を決める

 忙しい日々から抜け出し、現地に到着する

 思いっきり深呼吸する

 テントを組み立てる

 風で揺れる木々の音や鳥のさえずりを聞く

 焚き火を囲んで仲間と語り合う

僕は、16年前にキャンプに魅力を感じ、

仲間と共に無人島で宿泊したり、海岸沿いで野営したり、

一人でソロキャンプをしてきました。

 

アウトドアの素晴らしさは、

非日常に身を置くことで、

気持ちも体も思いっきり解放できること。

 

一人で過ごしても新たな学びと発見がありますし、

大切な人と自然の中で過ごす特別な時間は さいっこぅ! です。

 僕は、仲間と共にでキャンプに没頭していた頃に、

 以下の本を通じて、「ブッシュクラフト」という言葉と出会いました。

ブッシュクラフト とは?

Wikipediaによると、

ブッシュクラフトは、より自然を身近に感じるための、

技術・知恵・行為として、アウトドアスタイルの一つ。

語源の元をたどれば南アフリカの原住民の生活に端を発する。

ブッシュクラフト とは、自然環境の中における「生活の知恵」の総称とされており、その行為や技術をそう呼ぶ。

サバイバルと似ているが、それは「状態」を指し、ブッシュクラフト は、「手段」として区別できる

サバイバルは、帰還目的であり、ブッシュクラフト は生活目的と分けることもできる。

「キャンプ」より、少しマニアックで、

原始的でストイックな響きがありますよね?

でも、サバイバルとも異なる。

 

ブッシュクラフト とは、アウトドアスタイルの一種です。

 

太古の時代を過ごした先人の「森と生きる知恵」

思い出させてくれる、古くて新しいアウトドアスタイルです。

 

機能的で便利な文明の利器を使うのではなく、原始的な知恵と技術を使い、

自然と寄り添いながら楽しく生活することを目的としています。

 

例えば、シェルター。

タープやテントをはることは一般的ですが、

ブッシュクラフト の世界では、こんなものを作ります。

【引用元】https://wildandnative.com/event/20151205

 これは、デブリハットといいます。

 木と葉っぱなど、自然の中にある素材を使って作り上げます。

 

 すごいですよね(笑)

 もちろん何も道具を持たずに山にこもるというわけでなく、

 必要最小限の道具を持っていきますが、

 足りないものは、自然のものを活用して制作します。

 

 スプーンや食器も作ってしまう熟練者もいるぐらいです。

【引用元】https://wildandnative.com/archives/4495

    基本的にブッシュクラフト は必要最小限の荷物しか持っていかないので、足りない事が大前提です。

ですので、おのずといつも見ている自然とは異なる目線で周りを見渡します。

デンマークのブッシュクラフターの動画です。

人気のない霧がかった森の奥の水辺で一人、

斧やナイフで足りないものを作り、

肉もあぶるだけのシンプルな食。

自然のものから作ったお茶を飲み

焚き火の暖かい光に身を寄せる

無言で過ごす至福のアウトドアライフ。

 

ステキ過ぎませんか!

この非日常生活から、何か気づく事のある人も多いと思います。

 

ブッシュクラフト は、”遊び”の要素ももちろんありますが、

自然への敬意と尊敬の念があります。

 

僕は自然と共存する哲学的な要素を含んだ

 「ブッシュクラフト 」に強烈な感動を覚えました。

 ブッシュクラフト は、”遊び”を超えた究極アウトドアだと思っています。

 昨今、SDGsという言葉が出てきています。

【リンク先】https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

SDGsとは、2030年にあるべき世界の姿のことです。

貧困に終止符を打ち、地球を保護し、

すべての人が平和と豊かさを享受できるようにすること。

 

環境、教育、貧困など17個の社会的課題にどう立ち向かうか、

我々人間が考えていくべき課題です。

 

おぉ・・・あまりにも壮大・・・

ぶっちゃけ、何したらいいの?ってなりますよね(^^;)

 

僕はその解決のキーワードは、

「原点回帰」にあると考えます。

 

突然ですが、質問です。

あなたにとっての「理想」って何ですか?

 

 

お金持ちになって

自由に海外旅行に行って、

食べたいものを食べて、

寝たい時に寝て、

毎日が楽しい生活

 

 

確かに理想的かもしれません。

だけど、この考えに罠が潜んでいるかもしれません。

その罠とは、 「自分に不足しているものを補う」という考えです。

 

 「原点回帰」とは、決して贅沢をするなっていう意味ではありません

 世の中にある高級なものやサービスが悪いものだと言ってしまうと、

 本質を見失ってしまうからです。

 

 大切なのは、本質に気づくセンサーを持つ事です。

 自然の中にいて、ブッシュクラフト の知識を活用して、

 じっくりスプーンを作ったり、焚き火を眺めていると、

 本当に必要なものに気づくことができます。

 

 ブッシュクラフト で有名なサバイバリスト川口拓さんの本の中で、

 こう書かれています。

風、地面の湿気、木の生え方など、自分を囲む「自然」をきめ細かく感じようとすると、

自分の体内時計みたいなものがゆっくりになってくる。

それに伴って、自分の行動、考えるスピードまでゆったりしてくる。

きっとこれが自然のリズムなのだろう。

そのリズムに乗って、丁寧に全ての作業をすすめていくと、

怪我などをする前に、危険を察知しやすくなる気がする。

とにかく日が暮れるまでにシェルターを設置して、

焚き火をし、飯を食うだけ。

時間はたっぷりあるのである。

急ぐ必要がないという贅沢さをたっぷり楽しむ。

 ~中略~

焚き火を眺めながら、ぼーっとしていると、

だんだん眠くなってくる。

夜、電気を点けてテレビを見るライフスタイルもしっかり楽しんでいるけれども、

こういう時には、毎晩こんな感じだったらいいのにと思う。

自然のリズムに全てを任せて、自然が寝ろという時に眠る。

そして、明日の朝は、日の出の時間に目がさめるだろう。

本質に気づくために大切なのは、

この「自然のリズムに溶け込んでいくこと」だと思います。

 

自分に不足しているものを補うのではなく、

どんどん膨らみ続ける欲望の罠に気づき、

自らの感情をコントロールし、

余計なものを省き、

限られた資源を無駄遣いせず、

地球に優しいミニマリストになる。

 

簡単に言うと、断捨離でしょうかね。

こう言う僕も、これまでは新しいテントや、道具が欲しくて欲しくて、

すぐAmazonや楽天をポチッとしていました。。。

 

今では、なるべく少ない荷物で、どう自然の中で充実した生活を過ごせるかという、チャレンジをしています。

 

みんながより便利なもの、より快適なもの、より楽しいものを追求する欲望。

それを僕は悪いとは思いません。

個人にとっても経済にとっても大切なものだからです。

 

だけど、イツワリの欲望には注意!

 

世の中、SNSや企業の広告、ニュース等、情報に溢れかえっています。

 

ニセモノの情報に流されてしまうと、

「もっともっと」という欲が膨れ上がり、

たいして欲しくもないのに買ってしまい、

ものが過剰に溢れ出て、世の中にアンバランスが生じます。

 

理想的な生活って、「もっともっと」の先にあるものではなく、

ピュアに本当に必要なものを峻別し、

身近にある幸せに気づき、自然とともに共存することだと考えています。

 

人間らしい生き方をするためのセンサーを得るために、

自然に出かけて、自然のリズムを取り戻しましょう。

 

かという僕も、道半ばですから、

ブッシュクラフト から日々気づきを得ています(笑)

 

アウトドア歴の長い人も、

今から始める人も、

「ブッシュクラフト 」というスタイルを

一つの選択肢として取り入れてみましょう。

 

でも、ブッシュクラフト を始めるにあたって、

どんなものを準備する必要があるの?

と思われるかもしれません。

 

いきなり山にこもって、

火起こしからシェルター作りから食器作りをやり切るのは、至難の業です。

 

僕がおすすめする初心者向けステップに応じて、実施してみましょう。

次からの記事をお待ちください。

 

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